実は、男性にも少量ではありますが、女性ホルモン“エストロゲン”が分泌されています。 (逆に、女性も男性ホルモンを分泌しているのですよ。) 私たちの体の中では、割合こそ男女で異なるものの、それぞれのホルモンがバランスをとりながら体内で働いているのです。 一方のイソフラボンはというと、実際のエストロゲンと比べると1,000分の1~10,000分の1程度の力しかありません。 そのため、体内でエストロゲンがしっかりと働いている中では、その力を越えてイソフラボンがエストロゲン様作用をすることはありません。 つまり、女性化することはないということですね! ですが、イソフラボンは、肥大化してしまった前立腺を刺激する悪玉男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)の産生を抑制したり、 前立腺へ作用するのをブロックする役目として、男性の体内で働いてくれます。