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更年期以降とイソフラボン

更年期からそれ以降の気になる症状「サルコペニア」

加齢に伴う筋力低下、サルコペニア。女性ホルモンも重要な役割を果たしています。

どんな症状?

サルコペニアとは、ギリシャ語で「筋肉」を意味する“サルコ”と、「喪失」を意味する“ペニア”を組み合わせた言葉で、筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下している状態のことをいいます。歩くスピードが遅くなる、杖や手すりが必要になるといった状態で、転倒・骨折・寝たきりの原因にもなってしまいます。

なぜ起きる?

加齢によって、筋肉の増加に関係する性ホルモンの減少や筋肉を動かすための細胞の死(アポトーシス)が引き起こされます。それに加えて、栄養不良やがん・糖尿病などの消耗性疾患による筋萎縮が合わさってサルコペニアを発症すると考えられます。加えて、脳から筋肉に指令を伝える運動神経の損失や、筋肉の増大に関係するホルモンも影響するといわれています。

簡単セルフケア
  • まずは、主食、主菜、副菜を揃えてバランスの良い食事を!さらに、筋肉の材料やエネルギー源となるたんぱく質や、骨にとって重要なカルシウム、ビタミンDを含む食品を意識して摂るようにしましょう。
  • スクワットや片足立ちなど、ご自身の体力に合わせた運動をして、足や腰の筋力を維持しましょう。転倒しないようつかまるものがある場所で、無理をせず行いましょう。

試験データ

試験概要

東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の佐久間邦弘教授、ニチモウバイオティックス株式会社、豊橋技術科学大学環境・生命工学系の田畑慎平院生らの共同研究グループが行った試験において、少量の大豆イソフラボン含有餌(イソフラボンアグリコン2mg/g)をマウスに摂取させることで神経の切除による筋萎縮を軽減することを確かめました。

試験結果

筋細胞断面積を調べたところ、除神経による筋細胞の委縮程度は大豆イソフラボンの含まれない通常餌で飼育したマウスと比べて、大豆イソフラボン含有餌を摂取した群で有意に小さいことがわかりました。
また、大豆イソフラボンの摂取は細胞内のアポトーシスの割合を有意に減少させました。
これらの結果から、イソフラボンの摂取がアポトーシスを抑制し、除神経による筋萎縮を軽減したと考えられます。

参考文献

  • European Journal of Nutrition(欧州栄養学会機関誌) 58, 291–300, 2019.
よくある質問
Qなぜ、イソフラボンをサプリメントでとる必要があるのですか?
A

イソフラボンの効果を効率的に得たい場合は、サプリメントでの利用をお勧めいたします。 大豆製品に含まれるイソフラボンは…

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Q納豆や豆腐、豆乳などの大豆食品をよく食べます。イソフラボンをサプリメントから摂る必要がありますか?
A

豆腐や納豆、豆乳などの大豆食品はさまざまな栄養素を含み、とくに女性には積極的に摂ってほしい食品です。 ただ、これらの…

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Q大豆食品をよく食べます。その上でサプリメントを摂ると、イソフラボンの過剰摂取にならないか心配です。
A

大豆イソフラボンの摂取量については、食品安全委員会より「1日の総摂取量を70~75㎎、 そのうち特定保健用食品(トク…

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