イソフラボン倶楽部

美肌作用

イソフラボンが 肌のうるおいと弾力アップを促すわけは?

イソフラボンには美肌効果があることが知られていますが、それには大きく2つの理由があります。 まず、エストロゲン様作用による美肌効果。エストロゲンにはもともと、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促して肌をなめらかに美しく保つ働きがあり、エストロゲン不足を補うことで、美肌効果を発揮するというものです。 もうひとつは、イソフラボンの抗酸化作用による美肌効果。紫外線やストレスなどで体内に発生する活性酸素が肌の細胞を攻撃すると、コラーゲンが酸化・分解され、みずみずしさやハリが失われてしまいます。イソフラボンの持つ抗酸化作用がこのコラーゲンの分解を抑制することで、美肌効果が得られるというものです。

「イソフラボンの閉経後女性への肌質改善効果」(1)

閉経後の女性を対象とした臨床試験で、イソフラボンを飲んでもらったところ、 メラニン量・シワの数・弾力・うるおいともに改善しました。 イソフラボンのメラニン量、シワ本数改善効果(グラフ) イソフラボンの弾力性、角質水分量改善効果(グラフ)

シワにも、弾力にも、うるおいにも、美白にもいいんだね!

「イソフラボンのコラーゲン&ヒアルロン酸の産生を促進作用」(2)

この試験(動物試験)では、イソフラボンが皮膚のヒアルロン酸やコラーゲンの産生を促進し、 肌のハリやツヤアップにつながる可能性があることがわかりました。 イソフラボンのコラーゲン合成作用とヒアルロン酸産生促進作用 ※このグラフは、(Sudel et al: Novel Aspects of Intrinsic and Extrinsic Aging of Human Skin: Beneficial Effects of Soy Extract. Photochemistry and Photobiology 81: 561-87, 2005)の研究結果をもとにNBKで作成

コラーゲンもヒアルロン酸も増えるのね~! イソフラボンでお肌ぴちぴちねっ!

「イソフラボンの「コラーゲンの分解酵素抑制作用」」(3)

皮膚が紫外線にあたると「表皮の肥厚」と言って、皮膚が硬くなってごわごわしてしまいます。 「表皮の肥厚」は、しわなど皮膚の老化の原因になると言われています。 イソフラボンを摂取すると、紫外線にあった際のこの「表皮の肥厚」が抑えられることが 確認されています。 イソフラボンのコラーゲン紫外線照射による表皮の肥厚抑制作用(グラフ) もう一つの作用は、イソフラボンはコラーゲンを分解する酵素の一種、マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP-1)を抑制してくれることがわかりました。つまり、イソフラボンはコラーゲンの分解を防ぐ働きがあるため、肌のハリやツヤの維持に役立つ可能性があることがわかりました。 イソフラボンのコラーゲン分解酵素の活性抑制作用(グラフ)

イソフラボンは、お肌に対して本当にいろいろ働いてくれているのね! 私も飲まなくっちゃ♪♪

参考文献

  • (1)■島津ら:イソフラボンアグリコン高含有無塩発酵大豆の摂取による閉経後女性の肌質改善効果.健康・栄養食品研究 12: 1-9, 2008.
  • (2)▲Sudel et al: Novel Aspects of Intrinsic and Extrinsic Aging of Human Skin: Beneficial Effects of Soy Extract. Photochemistry and Photobiology 81: 561-87, 2005
  • (3)■SY. Kim et al: Protective Effects of Dietary Soy Isoflavones against UV-Induced Skin-Aging in Hairless Mouse Model. J Am Coll Nutr 23: 157-62, 2004.

よくある質問

Qイソフラボンは、女性なら何歳でも飲んで大丈夫ですか?
A

食品安全委員会のイソフラボンの評価によると、15歳以上の方を対象としています。(妊娠中および授乳中は除く) したがっ…

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Q他のサプリメントと併用してもいいですか?
A

特に問題はありません。ただし、イソフラボンをサプリメントで利用する場合の上限値は30mg/日という評価が出ております…

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Q更年期を過ぎても飲んでいいですか?
A

もちろん大丈夫です。 女性の場合、更年期以降に特に注意したいのが骨粗鬆症です。 閉経後には骨密度が年2~3%も減…

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