イソフラボン倶楽部

抗ストレス作用

イソフラボンは、「ストレスホルモン」を抑えて 「若返りホルモン」を増やします。

「ストレスホルモン」という言葉を聞いたことはありませんか? これは、ストレスを感じた時に副腎で作られる物質で、本名は「コルチゾール」。 コルチゾールが増えるとイライラしたり血圧が上がったり動悸が激しくなったりと、体はストレスに対する臨戦状態になります。そんなコルチゾール過剰の状態が続くと、体も心も疲れ果ててしまいます。

最近ストレスが多いから、コルチゾール過剰かも?

コルチゾールをはじめとするホルモンの多くはコレステロールを原料にして作られます。 そのため、あるホルモンが多く作られると、別のホルモンが作られにくくなります。 イソフラボンの働きのひとつに、コルチゾールを合成する酵素の働きをブロックしてくれる働きがあります。その結果、「ストレスホルモン」のコルチゾールの分泌が減り、逆に「若返りホルモン」と呼ばれるDHEAの分泌が多くなることがわかっています。 (1) DHEAの分泌が多くなることで、体はストレスに対抗できるようになります。 ダイゼンリッチアグリコン型イソフラボンによる血中DHEAの変化

3倍にまでDHEAが増えるんだね!すごいやー!

どうしてDHEAが増えるのか、その仕組みについて次に説明するわね!

1.コルチゾールとDHEAは、いずれもコレステロールから生成されます。 だから、ストレスが多いとストレスホルモンのコルチゾールの分泌が増えて、 逆に若返りホルモンのDHEAの生産量は減ってしまいます。 イソフラボンのコルチゾール産生抑制作用 2.イソフラボンはというと、コルチゾールを合成する酵素の働きをブロックしてくれます! そのため、コルチゾールが作られる量が減り、その結果、DHEAの分泌量が増えるというわけです。 イソフラボンのコルチゾール産生抑制作用(図2)

抗ストレスホルモンDHEAとは

ストレスに対向するだけでなく、肌や筋肉、骨を若々しく保つ、免疫力をアップするなどの働きを持ち、もうひとつの別名を「若返りのホルモン」といいます。 詳しくは「イソフラボンとアンチエイジング」をご覧ください。

参考文献

  • (1)□佐藤芳昭、阿久津正(2005): 更年期障害での「大豆イソフラボン・アグリコン」はHRTの代替療法になり得るか  日本産科婦人科学会 神奈川地方部会会誌 Vol.42, No.1: 20-25

よくある質問

Qなぜ、イソフラボンをサプリメントでとる必要があるのですか?
A

イソフラボンの効果を効率的に得たい場合は、サプリメントでの利用をお勧めいたします。 大豆製品に含まれるイソフラボンは…

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Q他のサプリメントと併用してもいいですか?
A

特に問題はありません。ただし、イソフラボンをサプリメントで利用する場合の上限値は30mg/日という評価が出ております…

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Qずっと飲み続けても副作用はありませんか?
A

私たち日本人は、大豆イソフラボンを含むさまざまな大豆由来食品(豆腐、納豆、味噌等)を日常的に摂取してきた長い食経験を…

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