イソフラボン倶楽部

更年期からそれ以降の気になる症状「しわ・たるみ」

年のせいだけではない! 更年期とコラーゲンの深い関係!

どんな症状?

更年期女性「しわ・たるみ」40代、50代になるとお肌の衰え(老化)が気になり始めますが、更年期になると急に肌のハリやツヤが失われ、しわやたるみ、くすみなどが現れてきます。個人差もありますが、「薄かったシミがだんだん濃くなってきた」、「目の下に細かい皺がたくさんできる」、「なんだか頬がたるんできた」など自分の肌の変化を感じる人が増えているようです。

なぜ起きる?原因とは?

お肌のハリや弾力の元となるコラーゲンは、真皮を形づくっている成分の70%を占め、肌を内側から支えています。ところがコラーゲンは年齢とともに減少し、20歳のときと比べて60歳では半分以下にまで低下してしまいます。 ところで、エストロゲン(女性ホルモン)にはコラーゲンの生成を促す作用があり、肌のハリやツヤの維持に役立っています。ところが更年期になるとエストロゲンの分泌が急激に減少。そのためコラーゲンが作られにくくなり、お肌がやせてしわやたるみが目立つようになります。 更年期のしわやたるみの原因は、エイジングとエストロゲン不足で、二重のコラーゲン不足に陥っているというわけです。 エストロゲンの分泌の推移

簡単セルフケア

  • 更年期女性イソフラボンサプリメント飲用エストロゲン様作用のあるアグリコン型イソフラボンには、コラーゲンの生成を助ける働きが確認されています。(1)食事やサプリメントから積極的に摂取して、エストロゲン不足をやさしく補いましょう。
  • コラーゲンを含むたんぱく質を積極的に摂ることが大切です。その際は、コラーゲンの生成に欠かせないビタミンCを多く含む緑黄色野菜や果物も一緒に摂ることを忘れずに。なお、コラーゲンの多い食品は高カロリー食品が多いので、カロリーが気になる方はサプリメントを利用する方法も。
  • 更年期女性「睡眠」睡眠をしっかりとり、バランスのいい食生活を心がけましょう。 タバコはしわ、たるみを増長しますのでタブーです。
  • スキンケアは保湿を心がけて。乾燥はしわ、たるみを招きますので、水分がある潤い肌を守りましょう。
  • 更年期簡単セルフケア「アロマ」アロマテラピーでは、乾燥にはカモミール、パルマローザ、たるみには収れん作用のあるローズマリーやレモンなどもおすすめ。

その他のお肌トラブル対策

  • 【紫外線予防・対策も大切】紫外線は、日焼けやしみ、しわ、乾燥など肌荒れの要因になります。日焼け止めクリームは夏の紫外線が強い時だけでなく、曇りの日でも毎日塗る習慣を。
  • 【洗顔法を改善】皮膚表面の皮脂を取りすぎると乾燥トラブルの原因に。角質層のバリア機能を守るためにも洗いすぎない洗顔を意識しましょう。

美肌にいいツボ

しわ・たるみに効くツボ【けんりょう】 顴りょう(けんりょう)
ほお骨の一番高いところの下、目尻から下にたどった箇所

しわ・たるみに効くツボ【地倉】 地倉(ちそう)
口角のやや外側

参考文献

  • (1)▲Sudel et al: Novel Aspects of Intrinsic and Extrinsic Aging of Human Skin: Beneficial Effects of Soy Extract. Photochemistry and Photobiology 81: 561-87, 2005

よくある質問

Qなぜ、イソフラボンをサプリメントでとる必要があるのですか?
A

イソフラボンの効果を効率的に得たい場合は、サプリメントでの利用をお勧めいたします。 大豆製品に含まれるイソフラボンは…

[続きを読む]
Qイソフラボンは、女性なら何歳でも飲んで大丈夫ですか?
A

食品安全委員会のイソフラボンの評価によると、15歳以上の方を対象としています。(妊娠中および授乳中は除く) したがっ…

[続きを読む]
Q他のサプリメントと併用してもいいですか?
A

特に問題はありません。ただし、イソフラボンをサプリメントで利用する場合の上限値は30mg/日という評価が出ております…

[続きを読む]

→さらに他の質問を読む