走ったり階段を駆け上ったりすると、だれでも動悸がしたり息切れしたりするものです。ところが更年期では、なんのきっかけもなく突然脈拍が早くなり、ドキドキしたり息切れしたりします。中には、夜寝ているときに動悸が激しくなり、不安感や不眠を招くこともあります。
原因は、ホルモンバランスの乱れにともなう自律神経の混乱あります。
更年期では脳は「ホルモンを出せ~!」と指令を送るのに、衰えた卵巣は分泌することができず、脳は混乱を起こします。脳の中でエストロゲンの分泌を促す役割をしているのが、視床下部という部位。そしてこの視床下部は、同時に自律神経のコントロール役も担っています。そのため、視床下部の混乱はそのまま自律神経の混乱を招きます。
自律神経は心臓の拍動を調節する役目も果たしているため、動悸や息切れを引き起こしてしまいます。 また、体に異常はなくても、不安や緊張を感じたときに激しい動悸がすることもあります。
更年期は、子供が独立したり両親の介護が始まるなど人生の大きな変化が訪れる時期でもあり、ストレス要因が多くなるため、心のトラブルが体のトラブルとなって現れる機会が増えるともいえるでしょう。
なお、注意したいのは、心臓などの循環器トラブルがある人は、動悸が病気のサインとして現れることがあるということ。気になる場合は、不整脈がないかなど、一度病院で検査を受けてみるとよいでしょう。
だん中(だんちゅう)
左右の乳首を結んだ中央で、押すと軽い痛みを感じる箇所
厥陰兪(けついんゆ)
首の後ろの骨の出っ張りから背骨をたどって4つ目の左右
まずは知りたい更年期のこと
更年期
更年期以降
よくある質問
食品安全委員会のイソフラボンの評価によると、15歳以上の方を対象としています。(妊娠中および授乳中は除く) したがっ…
[続きを読む]併用は特に問題はありません。 ただし、イソフラボンの女性ホルモン様作用を期待して併用される場合は、残念ながらイソフラ…
[続きを読む]イソフラボンの効果を効率的に得たい場合は、サプリメントでの利用をお勧めいたします。 大豆製品に含まれるイソフラボンは…
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じっとしていても突然起きるのが 更年期の動悸・息切れの特長です!