妊娠するためには「受精」と「着床」が必用です。最新の医学で受精は可能になりましたが、 難しいのが着床です。 なぜなら、顕微鏡下で受精はできても、着床はやはり女性の体内でしかできないことなのですから。 着床がうまくいくには、いろいろなサイトカイン(細胞間情報物質)が必要であることがわかっています。そして、ダイゼインリッチなアグリコン型イソフラボン「AglyMax(アグリマックス)」には、これらの着床に必要なサイトカインの分泌を促進する働きがあることがわかってきました。
・エストロゲン 卵胞が成熟するとエストロゲンの分泌量が増え、それが排卵のサインとなります。
・プロゲステロン 排卵後の卵胞は黄体へと変わり、プロゲステロンを分泌。受精卵を着床しやすくします。
・LIF(リフ) 着床の第一歩となるサイトカイン。エストロゲンやプロゲステロンの分泌にともなって産生され始め、 受精卵の着床を促します。
・TGF-β(トランスフォーミング成長因子β) 子宮内膜の環境を受精しやすいように整える働きのあるサイトカイン。
・グリコデリンタンパク質 受精卵を子宮内膜にくっつける手助けをするタンパク質。
ニチモウバイオティックス社と武庫川女子大学との共同研究により、ダイゼインリッチなアグリコン型イソフラボン「AglyMax(アグリマックス)」の、不妊治療への有効性が確認されました。 この研究成果は世界初の画期的なもので、英国の医学雑誌「J.Endocrinology」でも高い評価を受けました。
In vitro(細胞試験)の実験で、子宮内膜ガン由来細胞(Ishikawa細胞)、および初代分離した子宮内膜上皮細胞を用い、血漿中の濃度の範囲内のダイゼインリッチなアグリコン型イソフラボン「AglyMax(アグリマックス)」を投与することにより、LIFおよびTGF-βの分泌、ならびにグリコデリンタンパク質の発現を調べました。
ダイゼインリッチなアグリコン型イソフラボン「AglyMax(アグリマックス)」を摂取することにより、着床に必要なサイトカインである「リフ(LIF)」は12倍に、「トランスフォーミング成長因子β(TGF-β)」は5倍に増えていることが確認されました。さらに、受精卵が着床するときに接着剤のような働きをする「グリコデリンタンパク質」も増加することが認められました。
この試験は、世界で初めて、アグリコン型イソフラボンの不妊治療への有効性を確認したんだよ! そして実際に、医療の現場でもホルモン治療に代わる代替療法として使われているんだよ。
すごーい!妊娠を望む女性にとっては朗報ね!
参考文献
イソフラボンの基本のキ
イソフラボンの安全性と上限摂取量について
イソフラボンの効果
よくある質問
食品安全委員会のイソフラボンの評価によると、15歳以上の方を対象としています。(妊娠中および授乳中は除く) したがっ…
[続きを読む]現在発表されている細胞試験や動物試験の研究データでは、大豆イソフラボンには、チロシンキナーゼなどを抑制することにより…
[続きを読む]併用は特に問題はありません。 ただし、イソフラボンの女性ホルモン様作用を期待して併用される場合は、残念ながらイソフラ…
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イソフラボンは、 受精卵が着床しやすい環境に導きます!