更年期障害にはさまざまな悩みがあり、起こる症状には個人差があります。
頭痛やめまい、ほてり、不眠などの症状を訴える人もいます。
実は、更年期が原因で肩こりになることも珍しくありません。
ここでは、更年期特有の肩こりのチェックポイントと対策についてご紹介します。
肩こりはもともと年齢に関係なく、女性が抱えるお悩みランキングで常に上位にランクインする症状です。
中でも更年期に差し掛かる年齢は、加齢に伴う首や腰の筋肉の衰えから、肩こりをより感じやすい時期かもしれません。
また、パソコンやスマートフォンが普及しましたが、これらの機器を利用することで起きる姿勢の乱れや眼精疲労も肩こりを助長してしまう原因になっているようです。
更年期障害による肩こりは、女性ホルモン(エストロゲン)の量が少なくなることで自律神経が乱れ、血液の循環の悪化につながることかが原因のひとつと考えられています。
血流が悪くなると、筋肉に酸素や栄養が行き届かなくなり、また老廃物や疲労物質などの回収もスムーズにいかず肩こりが起こると言われています。
更年期障害がもたらす肩こりの場合、同時にさまざまな身体の変化を感じることが多いです。
たとえば、以下の症状に悩んでいませんか?
肩こりだけが気になる場合、加齢や眼精疲労といった原因が考えられます。
でも、他の症状にも悩まされているなら、更年期障害による肩こりかもしれません。
更年期障害が原因の肩こりは、日常生活に一工夫をすることで少しずつ緩和されていきます。
ここでは、更年期の肩こりに効果的な3つの対策方法を見てみましょう。
蒸しタオルや使い捨てカイロを使い、普段から肩を温めてみましょう。
血液の循環がよくなるため、つらい肩こりをやわらげることができます。
ラジオ体操やストレッチなど、ほどよく身体を動かす運動をしましょう。
軽い運動はこわばった筋肉の緊張をほぐし、血液の循環をよくします。
仕事や家事などで同じ姿勢を続けることが多い人は、1時間おきに姿勢を変えてみましょう。
特に、デスクワークの人は、立って身体を動かすことをおすすめします。
腰痛や眼精疲労、首の疲れにもよく、肩こり以外の痛みもひどい人に効果的です。
更年期の肩こりに加え、他の不定愁訴でお悩みの場合は、ぜひ身体の内側からのケアも意識してみましょう。
そこで、体内ケアとしておすすめしたいのが大豆イソフラボンです。
大豆イソフラボンは、エストロゲンによく似た分子構造を持っています。
そのため、別名植物性エストロゲンと呼ばれています。
納豆や豆腐、味噌に醤油といった大豆食品に含まれているので、毎日の食事に一品加えてみてください。
もし、毎日の食生活に大豆を取り入れるのが難しい人は、サプリメントで飲んでみるのもよいでしょう。
サプリメントはより効果的に摂取できるのでおすすめです。
なお、大豆イソフラボンのサプリメントを選ぶときは、グリコシド型イソフラボンではなく、アグリコン型イソフラボンが含まれているものをおすすめします。
長く飲み続けることで、肩こりをやわらげられるでしょう。
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肩こりは加齢による原因だけではありませんが、ほてりやめまいといった症状とともに肩こりを感じる場合、更年期によるものかもしれません。
日常生活でできる工夫と大豆イソフラボンのサプリメントを摂取し、健康的な生活を送りましょう。
この記事の執筆者
大豆一筋、イソフラボン研究のパイオニア。
大豆の力で、生き生きとした“健康美”を。
よくある質問
イソフラボンの効果を効率的に得たい場合は、サプリメントでの利用をお勧めいたします。 大豆製品に含まれるイソフラボンは…
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