豆腐や納豆に含まれるイソフラボンは、私たちの健康を支える成分として無くてはならない存在です。
本記事ではそんなイソフラボンが多い食品や、効果的に摂取できる組み合わせについてご紹介していきます。
大豆食品に含まれる成分「イソフラボン」の1日の摂取目安量は、70㎎~75㎎が目安です。
しかし昨今、日本の食生活は欧米化してきており、豆腐・納豆など大豆食品の消費量は著しく低下してきています。
そんな現在、日本人の1日の平均的なイソフラボン摂取量は18㎎とされており、この目安を大幅に下回ってきているのです。
積極的にイソフラボンを摂取することが大切ですが、とにかく大量に摂取すれば良い、というわけではなく、この目安量を毎日欠かすことなく継続して摂取することが大切なのです。
また健康において何より大切なのは、健康バランスの良い食事を摂ることです。
大豆食品を食べるようにして理想的な食生活に近づけていきましょう。
イソフラボンは大豆を原料としている大半の食品に含まれていますが、大豆の種類・食品製造の方法によって含有量は異なってきます。
下記の表に書かれている食品を見比べてみましょう。
たとえば、納豆1パックに絹ごし豆腐1/2丁を組み合わせて食べると、36mg+38mg=74mgを摂取することができます。
また食品数を増やす場合、納豆1パック・絹ごし豆腐1/4丁・味噌汁1杯・大豆水煮 19mg+6mg+13㎎+36㎎=74mgというような組み合わせもできます。
さまざまな食品との組み合わせを楽しみながら、イソフラボンを無理なく効果的に摂取し続けられるのが良いでしょう。
本記事ではイソフラボンが多い食品や、効果的に摂取できる組み合わせについてご紹介しました。
イソフラボンは日本人に不足しがちな栄養素であるため、毎日の食事から積極的に摂取できるよう意識してみてくださいね。
この記事の執筆者
大豆一筋、イソフラボン研究のパイオニア。
大豆の力で、生き生きとした“健康美”を。
よくある質問
イソフラボンの効果を効率的に得たい場合は、サプリメントでの利用をお勧めいたします。 大豆製品に含まれるイソフラボンは…
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