日常に適度な運動習慣を取り入れることが、更年期にも非常に有効であるということが明らかとなっています。
本記事では運動による更年期の対策として、おすすめの有酸素運動や運動を行う際の注意点についてご紹介していきます。
更年期対策におすすめの有酸素運動としては、なるべく無理なく、楽しく継続できるものがおすすめです。
そもそも有酸素運動とは、十分に酸素を取り入れながら全身の筋肉を収縮することができる運動を指します。
おすすめの有酸素運動としては、ウォーキング・ジョギング・水泳・ダンス・サイクリングといったものがこれにあたります。
また、理想的なのは有酸素運動に加えて、ストレッチ・ウエイトトレーニングを行うという運動メニューです。
これらを行うことによって体力維持増進・酸素利用率増加・脂肪代謝促進など、生活習慣病と言われるものを予防する効果があるのです。
運動頻度としては1週間のうちに3~4回程度が最も効果的だとされているのですが、日頃運動を行う習慣の無い方は無理のない範囲で体調の様子を見ながら行い、少しずつその頻度・回数を上げていくようにしましょう。
何より大切なのは、「継続する」ということ。
運動強度により適切な運動時間も異なるのですが、できる限り1日30~60分ほど行うようにし、1週間の合計時間がおおよそ 150~160分になるように設定すると良いでしょう。
更年期の対策として運動を行ううえで「激しい運動」「膝・腰に負担のかかる運動」を行わないよう注意が必要です。
あまりに激しい運動を行うと、疲労骨折・動悸といったものを引き起こしてしまう恐れがあるため注意しなければなりません。
また更年期になると、腰・膝が痛むという悩みを抱える方が増えてきます。
このような部分に負担のかかる大きな運動を行うと、膝・腰の痛みにつながってしまうため気をつけるようにしましょう。
そのほか運動を行う適切な時間帯としては、食事を摂ってから2時間後くらいがベストです。
食後すぐ・飲酒後・入浴後などには行わないようにしてください。
本記事では運動による更年期の対策として、おすすめの有酸素運動や運動を行う際の注意点についてご紹介しました。
有酸素運動が継続すれば体力向上はもちろんのこと、自己評価が高まる、ポジティブな感情が生まれやすいといった精神面への嬉しい効果も得られます。
適切な有酸素運動は、更年期対策として欠かせない習慣であると言えるのではないでしょうか?
この記事の執筆者
大豆一筋、イソフラボン研究のパイオニア。
大豆の力で、生き生きとした“健康美”を。
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