監修:髙松京子
管理栄養士、NR・サプリメントアドバイザー
調味料メーカーでのレシピ開発、料理撮影の他、メニューブックの編集にも携わる。調理師専門学校での講師や特定保健指導等の栄養相談の経験も持ち、食品栄養コラムの執筆などを行う。得意分野は食文化、ハーブ、スパイス等。
監修:髙松京子
管理栄養士、NR・サプリメントアドバイザー
調味料メーカーでのレシピ開発、料理撮影の他、メニューブックの編集にも携わる。調理師専門学校での講師や特定保健指導等の栄養相談の経験も持ち、食品栄養コラムの執筆などを行う。得意分野は食文化、ハーブ、スパイス等。
更年期の症状を和らげることができる食べ物があるということをご存知でしょうか?
本記事では、そんな更年期対策におすすめの食べ物・避けたい食べ物をご紹介していきます。
更年期対策におすすめの食べ物を見ていきましょう。
植物性エストロゲンを摂取すると、更年期症状を緩和することができると言われています。
植物性エストロゲンは、大豆・ナッツ・果物・オーツ麦・大麦・マメ科植物などの食べ物に多く含まれています。
このような食べ物を積極的に摂取することで、更年期の症状が軽くなったという声も数多くあります。
オメガ3脂肪酸が豊富に含まれるサーモン・イワシ・サバなどの魚、ナッツなどを食事に取り入れるのもおすすめです。
オメガ3脂肪酸は、情緒コントロールに非常に大切な役割を果たしており、ホルモンの影響で気分の浮き沈みが起きている場合には、こうした食品を摂ることで症状を抑えるというのが有効とされています。
更年期になると、コラーゲンの生成が減少します。
それによって肌の弾力は失われ、肌の乾燥がしやすくなったり、シワが増えたりすることが分かっています。
コラーゲンはもちろんですが、その生成を助ける食品を摂ることをおすすめします。
例をあげるならビタミンCを多く含むホウレンソウ・ケール・柑橘類や、高い抗酸化作用をもつビーツ・ブロッコリー・赤唐辛子・ベリー類、リコピンが豊富に含まれるトマトなどの彩り豊かな野菜・果物といったものがあります。
更年期の女性にとって避けたい食べ物とされているのが、カフェイン・アルコールです。
アルコール・カフェインといったものは更年期症状を引き起こす原因となる場合があるためです。
アルコール・カフェインを摂取することによって、更年期症状が頻繁に起きてしまったり、症状がひどくなってしまったりするケースも多いとされています。
ただ一方で、カフェインがこういった更年期症状の頻度を下げることができる可能性があるという結果も出ています。
これには個人差があるようですが、どちらにしてもアルコール・カフェインは睡眠の質を下げてしまうものであることは間違いありません。
本記事では、更年期対策におすすめの食べ物・避けたい食べ物をご紹介しました。
おすすめの食べ物をうまく取り入れていただき、更年期の症状を少しでも和らげられたらよいですね。
この記事の執筆者
大豆一筋、イソフラボン研究のパイオニア。
大豆の力で、生き生きとした“健康美”を。
カテゴリ
新着記事
人気記事
よくある質問
イソフラボンの効果を効率的に得たい場合は、サプリメントでの利用をお勧めいたします。 大豆製品に含まれるイソフラボンは…
[続きを読む]豆腐や納豆、豆乳などの大豆食品はさまざまな栄養素を含み、とくに女性には積極的に摂ってほしい食品です。 ただ、これらの…
[続きを読む]大豆イソフラボンの摂取量については、食品安全委員会より「1日の総摂取量を70~75㎎、 そのうち特定保健用食品(トク…
[続きを読む]