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更年期の女性ホルモン減少にアグリコン型イソフラボンはどう影響するか

更年期には女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌量が減少して、さまざまな更年期障害が起こります。つらい症状を緩和するのに期待されているのが、イソフラボンです。ここでは、女性ホルモンが更年期に減少する原因や対策として役立つ大豆イソフラボンの情報について紹介します。

女性ホルモンが減少する原因

女性ホルモンは、月経や妊娠・出産をサポートするために卵巣から分泌されるホルモンです。女性の身体的機能の多くを内側から支えてくれる女性ホルモンは、健康面だけでなく美容面でも重要な働きをしています。ところが、卵巣機能が低下してくる閉経前後の更年期に入ると、女性ホルモンの分泌量は急激に減少し始めます。あまりにも急激な減少のため、その変化に体がついていけず、さまざまな不調を起こすのが更年期障害と呼ばれる症状です。

女性ホルモンが減少してくると、肌や骨、コレステロールの代謝、感情のバランスのコントロールなどにも影響がおよびます。適正体重を維持できなくなって体重が増加したり、骨密度の低下による骨粗しょう症、のぼせやほてり、美肌を保てなくなる、気力が出ないといった問題が起こりやすくなります。

大豆イソフラボンとは

かつて日本人女性が更年期を迎える頃には、子育ても終えて一段落したという人が多かったといいます。ところが近年では、更年期を迎える年代になっても子育て真っ盛りだったり、現役の職業人という状況が少なくありません。このため、女性ホルモンの減少による心身への影響のみならず、環境的な要因からくるストレスに悩まされることも多くなります。とはいえ女性ホルモンの減少を食い止めるのは難しく、女性ホルモンの代替え成分として注目されているのが大豆イソフラボンの存在なのです。

大豆イソフラボンが更年期の対策として注目されているのは、女性ホルモンの一種であるエストロゲンに構造がよく似ているためです。これにより、エストロゲンと作用までよく似ているのが大豆イソフラボンのメリットです。幸いなことに、私たちの食生活には大豆イソフラボンが含まれた食品がたくさんあります。納豆や豆腐、味噌、醤油、豆乳などの大豆由来の製品を食べることで、自然と大豆イソフラボンを摂取してきたのです。

大豆イソフラボンは、ほとんどの大豆製品にはグリコシド型という糖がついた形で含まれています。腸の中で糖が分解され、アグリコン型になってはじめて体内に吸収される性質があります。女性ホルモンの代用として働いてくれるのは、このアグリコン型イソフラボンです。

イソフラボンに糖が付いているタイプのグリコシド型イソフラボンは、胃で消化されずに腸内細菌によって糖が分解されて体内へと吸収されるのが特徴です。そのため吸収までには、6~8時間くらい時間がかかるイソフラボンです。これに対して、糖があらかじめ外れているタイプのイソフラボンをアグリコン型イソフラボンといいます。腸内で糖を分解する必要がなく、効率よく吸収されるのがポイントです。腸内環境など、個人差による影響がないのもアグリコン型イソフラボンのメリットです。アグリコン型イソフラボンにはゲニステイン・グリシテイン・ダイゼインといった3つの種類があり、それぞれに効果が異なります。

女性ホルモンを補おう!

誰でも減少するのを避けられない女性ホルモンを補うのに、大豆イソフラボンが注目されています。日本食には大豆イソフラボンを含む食品が多いため、日頃の食生活に積極的に取り入れていきましょう。

ただ、大豆製品から摂れるイソフラボンの量は限られています。食品安全委員会の報告によると、日本人の1日の平均摂取量は16~22mgとされています。そのため、更年期を迎え、体の不調を抱えていらっしゃる場合はイソフラボンのサプリメントもかしこく利用していきましょう。

女性ホルモンのバランスを整えたり、自律神経のバランスの乱れを予防・改善するには、健康的な食生活を心がけることが大切です。栄養素のかたよりのない食生活は、健康を維持するために欠かせません。女性ホルモンのバランスが乱れやすい時期には、イソフラボンの力も借りながら心身の調子を整えるようにするとよいでしょう。食事で十分な栄養がとれない場合は、アグリコン型イソフラボンのサプリメントを利用するのもおすすめです。

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よくある質問
Qなぜ、イソフラボンをサプリメントでとる必要があるのですか?
A

イソフラボンの効果を効率的に得たい場合は、サプリメントでの利用をお勧めいたします。 大豆製品に含まれるイソフラボンは…

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Q納豆や豆腐、豆乳などの大豆食品をよく食べます。イソフラボンをサプリメントから摂る必要がありますか?
A

豆腐や納豆、豆乳などの大豆食品はさまざまな栄養素を含み、とくに女性には積極的に摂ってほしい食品です。 ただ、これらの…

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Q大豆食品をよく食べます。その上でサプリメントを摂ると、イソフラボンの過剰摂取にならないか心配です。
A

大豆イソフラボンの摂取量については、食品安全委員会より「1日の総摂取量を70~75㎎、 そのうち特定保健用食品(トク…

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