大豆から生み出される「エクオール」は、女性の健康・美容面をサポートする重要な成分として注目されています。
本記事ではエクオールを増やす食べ物や、食生活に取り入れてほしい食材についてご紹介していきます。
大豆に含まれている「大豆イソフラボン」は、女性の身体を健やかに保つ健康・美容成分として知られています。
しかし、実際に大豆イソフラボンの効果を十分に得られる人と十分には得られない人が居るということが分かっています。
そこで注目されたのが「エクオール」です。
エクオールは大豆イソフラボンを摂取した際、その成分が代謝されることで作られる物質であり、エクオールは女性を支えている力の源であると言えます。
エクオールを増やす食べ物についてご紹介します。
善玉菌の力を借りることで、元々の食材が変化した食品のことを「発酵食品」と言います。
和食の代表である「味噌汁」や「漬物」には、さまざまな種類の善玉菌がたくさん含まれています。
そんな発酵食品の中でも、納豆や味噌といったものには大豆イソフラボンが豊富に含まれているため、エクオールを増やす食べ物としては最適です。
腸内フローラのバランスを整えるために、食物繊維は欠かすことができません。
食物繊維は悪玉菌、便通を整え便秘を防止する働きも果たしてくれます。
食物繊維は植物性食品である豆・きのこ・野菜や果物・ひじき・わかめや昆布といった海藻類にたくさん含まれています。
エクオールを生み出す「エクオール産生菌」の働きを活発にさせるには、腸内環境をできる限り良い状態に整えておくことが大切です。
腸内細菌のバランスとしては、栄養バランスが偏った食事・過度なストレス・睡眠不足といった日々の生活習慣の影響を受けてしまいやすいものです。
エクオールを作りやすい環境にするには、ご自身の心と身体に大きく負担をかけないように規則正しい生活を送り、栄養バランスのとれた食事を摂取して腸内を健康に保つのが大切です。
本記事ではエクオールを増やす食べ物や、食生活に取り入れてほしい食材についてご紹介しました。
腸内細菌のバランスが崩れると、エクオールを生み出す力も弱まってしまいます。
エクオールを増やす食べ物を積極的に摂取し、「食生活が乱れている」「睡眠不足が続いている」という方は生活習慣の見直しもあわせて行ってみてください。
この記事の執筆者
大豆一筋、イソフラボン研究のパイオニア。
大豆の力で、生き生きとした“健康美”を。
よくある質問
イソフラボンの効果を効率的に得たい場合は、サプリメントでの利用をお勧めいたします。 大豆製品に含まれるイソフラボンは…
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