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エクオールが作られるまで|腸内細菌のはたらきを解説

監修:髙松京子

管理栄養士、NR・サプリメントアドバイザー

調味料メーカーでのレシピ開発、料理撮影の他、メニューブックの編集にも携わる。調理師専門学校での講師や特定保健指導等の栄養相談の経験も持ち、食品栄養コラムの執筆などを行う。得意分野は食文化、ハーブ、スパイス等。

おなかをおさえる女性

 

エクオールは一体どのようにして作られるものなのでしょうか?

本記事ではエクオールが作られるまでの過程や、腸内細菌のはたらきについてご紹介していきます。

 

 

エクオールはどのように作られるのか?

 

もとは大豆イソフラボンに含まれる「ダイゼイン」

女性の健康・美容に非常に良い影響を与えると言われているのが「大豆イソフラボン」です。

その大豆イソフラボン以上の効果が期待されているのが「エクオール」という成分です。

エクオールは大豆食品を食べて、大豆イソフラボンを摂取することで作られるものです。

大豆イソフラボンに含まれている「ダイゼイン」という成分が、エクオールを作り出すことに大きく関係しているのです。

 

腸内細菌によってエクオールが作られる

摂取された大豆イソフラボンは、お腹の中で腸内細菌と出会い、その腸内細菌の力を借りることでエクオールに代謝されます。

腸内フローラのバランスが保たれ腸内細菌が豊富であると、エクオールを作る力も高くなるというわけです。

また、摂取するイソフラボンの種類にも大きく左右されます。

大豆イソフラボンのうち、ダイゼインを多く含んでいること・吸収されやすいアグリコン型イソフラボンであることなどが、エクオールを生産できるかどうかに関わっています。

 

2人に1人はエクオールを生産できていない

背伸びをする女性

 

体内でエクオールを作れる人・作れない人がいるという事実があります。

大豆をよく食べる日本でも、約2人に1人はエクオールを生産できていないという結果が出ています。

日本人は、古くから大豆を多く摂る習慣があるため、エクオールを作る腸内細菌は多くの人に存在しているとされていますが、腸内細菌が存在していても、しっかりと働いているかが重要となります。

大豆食品を食べる習慣がほとんどない欧米では、おおよそ3人に1人しかエクオールを作ることができないと言われています。

エクオールの恩恵を受けられる人・受けられない人がいるのも、上記のことが関係しているのです。

 

 

エクオールを増やすには腸内フローラを整えることが大事

毎日の食事の献立に積極的に大豆食品を取り入れ、腸内フローラのバランスを整えてあげることで、エクオールを作る機能が高まるとされています。

た腸内フローラのバランスを整えるためには、発酵食品・食物繊維の摂取も欠かせません。

発酵食品として代表的なのは、味噌汁やぬか漬けなどの漬け物が挙げられます。

これらにはさまざまな善玉菌が多く含まれているのです。

また食物繊維が摂れる食材としては、野菜・果物・豆類・きのこなどの植物性食品、そして海苔・わかめ・昆布・ひじきといった海藻類にも豊富に含まれているため、このような食品・食材を積極的に摂取することも大切なのです。

 

 

おわりに

本記事ではエクオールが作られるまでの過程や、腸内細菌のはたらきについてご紹介しました。

エクオールを効果的に作り出すには、腸内フローラのバランスを整える必要があります。

大豆食品に加えて発酵食品・食物繊維の摂取を心がけるようにし、エクオールを生成しやすい体内環境に整えていきましょう。

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よくある質問
Qなぜ、イソフラボンをサプリメントでとる必要があるのですか?
A

イソフラボンの効果を効率的に得たい場合は、サプリメントでの利用をお勧めいたします。 大豆製品に含まれるイソフラボンは…

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豆腐や納豆、豆乳などの大豆食品はさまざまな栄養素を含み、とくに女性には積極的に摂ってほしい食品です。 ただ、これらの…

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Q大豆食品をよく食べます。その上でサプリメントを摂ると、イソフラボンの過剰摂取にならないか心配です。
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