大豆は健康に良いと言われていることはご存知の方も多いかと思います。
本記事では大豆はなぜ健康に良いとされているのか、また大豆に含まれる栄養成分についてご紹介していきます。
大豆はなぜ健康に良いとされているのでしょうか?
その理由の一つとして、大豆を食べることでがんの発症リスクが少なくなるということが挙げられます。
大豆に含まれるイソフラボンが、がんの予防効果を持つということを示している研究はこれまでにも多く発表されてきています。
その研究の一つとして、豆腐・納豆などの大豆食品を毎日欠かさず食べている女性は、乳がんの発症率が2割程度低下したという結果が出ているのです。
日本人は昔から米・魚・大豆といったものを食べ続けてきており、大豆を食生活に上手く取り入れてきました。
このことも、日本が長寿国とされている理由につながります。
大豆のおおよそ30%は「タンパク質」です。
タンパク質は、必須アミノ酸がたくさん含まれている良質な成分です。
大豆のタンパク質には血中コレステロールを低下させる作用・肥満改善効果といった生理的な機能もそなわっているとされています。
そのほかにも大豆は、炭水化物・脂質・食物繊維・カルシウム・カリウム・マグネシウム・亜鉛・鉄・ビタミンE・ビタミンB1・葉酸・といったさまざまな栄養素が含まれていると言われています。
こういったことから、大豆は自然から生まれた「バランス栄養食」であるとも言われています。
女性はもちろん、男性にも大豆はおすすめです。
男性の前立腺では、治療が不要なほどの微小ながんが少しずつ年齢とともに増加すると言われています。
前立腺ガンというものは、男性ホルモンの働きが影響することで発症するがんだと言われています。
女性ホルモンに似た作用を持っているイソフラボンを定期的に摂取することで、男性ホルモンの過剰なまでの働きを抑えてくれ、前立腺がんを発症しにくくなると言われています。
万が一発症してしまっても、進行を抑制することができるとされているのです。
本記事では大豆はなぜ健康に良いとされているのか、また大豆に含まれる栄養成分についてご紹介しました。
大豆を摂取し続けることで、がんの発症リスクを抑えられると言われています。
女性にはもちろん男性にも効果があるものですので、積極的に大豆食品を摂取していきたいものです。
この記事の執筆者
大豆一筋、イソフラボン研究のパイオニア。
大豆の力で、生き生きとした“健康美”を。
よくある質問
イソフラボンの効果を効率的に得たい場合は、サプリメントでの利用をお勧めいたします。 大豆製品に含まれるイソフラボンは…
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