薄毛でお悩みの男性も多いのではないでしょうか?
本記事では、大豆イソフラボンを摂取することで男性の薄毛は予防できるのかという内容についてご紹介していきます。
男性型脱毛症を意味する「AGA」という言葉があります。
このAGAの発症に深く関わりがある酵素の一つとして、「5αリダクターゼ」というものがあるのですが、この5αリダクターゼの存在を抑えることで薄毛を予防することができるとされています。
大豆イソフラボンには、この5αリダクターゼの働きを抑える効果があるため、AGAによる薄毛を予防する効果が期待できるのです。
5αリダクターゼの働きが活発になると、薄毛ホルモンである「ジヒドロテストステロン(DHT)」が多く発生し、髪の成長を短くしてしまうのです。
成長期が短くなってしまうと髪が十分に育たなくなり、薄毛になってしまう可能性も高くなってしまうのです。
大豆イソフラボンを適量摂取すれば、この5αリダクターゼの活発な働きを抑制させることができ、薄毛トラブルを和らげる作用が期待できます。
ただ、すでに進行しているAGAを大豆摂取だけで改善させるのは厳しいため、AGAが疑われる際には専門医に直接相談しに行くことをおすすめします。
大豆イソフラボンの摂取目安量は、1日70mg~75㎎が上限値とされています。
具体的な食品を例に挙げて見ると、味噌汁1杯に含まれる味噌の量は20gほどとされていますが、これだけでは味噌汁1杯では6mgほどしか大豆イソフラボンを摂取することができません。
豆乳の場合はコップ1杯分が200gほどであるため、自然と大豆イソフラボンを41mgほど摂取することができます。
大豆イソフラボンを効率的に摂取できる食品を選んで、無理なく摂取を継続させるようにしましょう。
薄毛に効果があると聞くと、なるべく多く摂取したくなるものですが、大豆イソフラボンを過剰摂取してしまうとお腹が緩くなってしまったり、肥満につながってしまったりという可能性があるのです。
大豆イソフラボンの1日の上限摂取目安量である70㎎~75㎎を守って、この数値を超えないように意識しましょう。
本記事では、大豆イソフラボンを摂取することで男性の薄毛は予防できるのかという内容についてご紹介しました。
大豆イソフラボンの効果は女性向けであると思われがちですが、実は男性にも嬉しい効果が多いものです。
薄毛のお悩みを抱えておられる方は、ぜひ一度大豆イソフラボンの摂取を継続してみてはいかがでしょうか?
この記事の執筆者
大豆一筋、イソフラボン研究のパイオニア。
大豆の力で、生き生きとした“健康美”を。
よくある質問
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